親子入園について

親子入園による早期療育指導は、広島県内では当若草園だけの特徴です。
肢体不自由や運動発達に課題のあるお子さまと一緒に保護者の方に入園していただきます。お子さまに合わせた支援プログラムに参加することにより、お子さまの様子の理解と、家庭療育に必要な知識や技術を保護者に身につけていただくことを主な目的としています。

• 医療体制

  小児科医を中心に小児整形外科・泌尿器科・歯科・リハビリテーション科などが、早期集中訓練・早期診断のための精査など、一般病院では対応が難しい疾患に対して総合的に治療方針を立てています。
  お子さまの発達促進のみならず保護者にも対応できるよう、看護師、療法士（理学・作業・言語聴覚）・保育士、栄養士、療育相談員が連携したチーム医療を行っています。

• 看護体制

  お子さまの病状や生活状況に合わせて、医療的支援、指導、健康管理、生活支援を行い、お子さまと保護者の方が充実した入園生活を安全に送れるよう援助いたします。

• 訓練体制

  お子さまの状態に応じて理学療法士･作業療法士･言語聴覚士が個別に対応させていただきます。
  お子さまの身体や心の発達についてご家族と一緒に考え、お子さまの成長段階に合わせた訓練を提供いたします。

• 保育

  親子のふれあいを深めるとともに、お子さまの興味や関心の広がりを目的に、歌や手遊び、ふれあい遊び、感覚遊びなど中心に行います。
  また、スポーツ交流センターの温水プールを利用して、遊びを中心とした水中療法も行っています。

• 保護者勉強会

  障害や病気に対しての正しい知識や発達への理解を深めることを目的に、専門スタッフの講義による療育支援を行っています。

• 療育相談

  入退園の手続きや、入園中･退園後の生活、福祉制度の利用などについて、随時、療育相談員がご相談をお受けいたします。