脊椎外科
体を支える背骨と、そのなかを通っている脊髄の疾患全般を扱う分野です。
脊椎背骨の中には脊髄神経という大事な神経があり、背骨の穴を通り骨に守られています。
脊椎外科では、炎症、腫瘍、加齢変性、変形、外傷など様々な疾患を扱います。多いのは腰部脊柱管狭窄症、次に椎間板ヘルニアなどです。いわゆる肩こり、腰痛、坐骨神経痛もこの分野が大いに関連しています。
背骨は人間の体を支える中心となる大切な骨ですが、年齢と共に頚椎や腰椎などは変形してきます。この変形した骨や椎間板、靱帯などが神経を圧迫すると手足のしびれや痛みなどが出てきます。また、背骨の骨折や腫瘍などが原因となって症状がでることもあります。これらを総合的に判断し治療を行います。
当医療センターでは年間100例前後の脊椎に関する手術を行っております。